お教室は春休み。
今日は朝から雨がずっと降り続いております。
小学生レッスンでは、年明けからの約3ヶ月、
「誕生日」をテーマに
学習をしていました。
月の単語もなかなかですが、日付の単語…いわゆる序数は、
発音が難しい部分が多いです。
例えば、fifthとか、thirteenthとか。
大人でも苦手な人も多いはずです。
よくあるチャンツのような、リズムに乗せて
音源を用いながらどんどんマネを
していくことで言えるようになる練習方法も
ありますが、当教室では、音源を最初から
聴くのではなく、スペルから音を想像します。
そのためにまずは、それぞれの日付の
単語を大きめに文字の間隔を広めにして書いただけの
紙を用意します。1日から31日まで。
単語のスペルから、この部分はthだから
このように発音する、ここのirはrの音だから
…
というように、子どもたちに音を分解させます。
そして、スペルを見てゆっくりていねいに言う
練習を重ねて、安心して発音できるようになったら
タイム計測や、ゲームなどを取り入れて何回も
自分の身体感覚を使って発音練習をします。
この男の子は、どんどん自信がついていって楽しそうです。
また、その次の段階では、日付の表記にしたものを使って
スペルを見ずに言えるかを確認します。
この動画のように、カードにしてお友達と交代で言って
タイム計測などをすると、お友達と協力し合いながら
なんとしても正しく言ってやろう、という気持ちになります。
正しく言えるようになってくると、
「もう1回!」
という声も聞かれ、何回も、より正確に言いたいと
思うようになります。
ゆっくりではありますが、難しいと思う日付の単語も
正確に発音ができるようになりました。
正しく発音ができるようになった!という自覚を持てたら
子どもたちの声は自然と大きくなります。
この小さな成功体験が次へと繋がっていきます。
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