Zoomでおやつ会開催しました!

お教室をスタートしてから毎年参加していた、mpi(松香フォニックス)パートナー教室の合同発表会は、今年のコロナ渦で開催を断念しました。

この発表会では、7つのお教室の子どもたちが集まって、日々のレッスンで育ててきた英語力を発表しています。

私が語りたいこと!
それは「発表する」ことを一つの目標にすることで、日々のレッスンに向き合う気持ち、姿勢が大きく変わるということです。

自宅で家庭学習をする。
レッスン中に歌ったり踊ったりする。絵本を読む。
ミニテストのような形で、読んだり書いたり聴きとったりする。

このことを繰り返していくと、少しずつ、でも確実に英語力は身についていくと思います。
それだけでも力はつくと思いますが、その繰り返しで身についたものを、人の前でやってみる。
おうちや教室ではなく、発表するための舞台やお部屋で人に見てもらう価値はものすごく大きい!と感じます。

Zoomでおやつ会の中で、終盤、おやつを食べながらリラックスした雰囲気の中で、発表したい子がいたら、オンラインだけれども、ぜひチャレンジさせてみよう、ということで先生がたと話をしていました。

ただ、私は自分の教室の子どもたちにはおやつ会のお知らせをするのが遅かったし、何も準備しておらず、時間が無いので、今回はお友達の発表を見て勉強したらいいだろうと思って、あえて子どもたちに声をかけませんでした。

そして当日。
6人くらいの子どもたちが絵本の暗唱、歌とジェスチャーなどを発表してくれました。
中でも「The months of the year」を、自作の12か月のカラフルな絵をスケッチブックに描いたり折り紙を貼ったりしたものを1ヶ月ずつめくりながら歌った女の子の発表は、心にも目にも印象に残りました。
あとで担当の先生にお話を聞くと、夏休みに何でもいいから1つ動画を作って送ってね、という宿題を出したところ、女の子が自分で考えて準備したということでした。

この発表でよかったことは大きくまとめると3つあると思います。
・自分で1から考えた
・動画で、というお題を与えられて、どう工夫すると伝えやすいかを考えた
・自分ができることを背伸びしないで、宿題として楽しんでやった

夏休み明けのレッスンで、おやつ会に参加してくれたお教室の子どもたちに感想を聞きました。
やっぱり、私たち講師と同じで、あの女の子の発表がよかった!と口を揃えて言いました。

そして「あの発表は、決まった子しかできなかったの?自分も発表したかった!」と訴えてきました~。そうだよね。発表したかったね。
私が子どもたちの可能性を勝手に決めつけて、ハードルを下げてしまいました。
強く反省です。

発表することの価値。
・自分を客観的に評価することができ、それが次に進む糧になる
・人の前で発信するメンタルを鍛えることができる

私が大切だと思うのはその2つです。

大人でも子どもでも、発表するのが苦手な人はたくさんいます。
私も小さいときは辛かった思い出がたくさんあります。いつも両親の顔を探して、半泣きしながら舞台に上がったこともありました。
今でもデモレッスンをしろと言われればそれはそれは緊張しますし、逃げ出したいと思うこともあります(苦笑)。
それでも発表することができるようになったのは、その環境を作ってくれた人たちがいつもいたからだと思いました。応援してくれる家族が笑顔で見守ってくれて、発表のための準備を一生懸命してくれた先生がいて、アドバイスをくれた先生がいました。

次は私がそれをしてあげないと、子どもたちはチャンスが無い!
大きいことをしようとか、素晴らしく優れた発表にしようと思わなくていい。
子どもたちの「やりたい!」の気持ちと、背伸びせずに今できることを合わせたら、どんなことでも発表につなげることができると思ったのでした。

あー、長くなってしまいました。
読んでくださった方がいらしたら…ここまでお付き合いくださってありがとうございました。

 

 

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