2022年度1学期 私の学び

2022年度に入ってからの子どもたちのようすは、この前のブログに学年別に分けて書きました。

講師である私の学びはどうなのか。まとめてみました。

【現在受講中の学び】

・子どものための音声学講座

・児童英語授業研究講座(がめ研)プラクティカル

・リフレクション勉強会

この3つを、現在は年間を通じて学びの柱としています。

特に音声学の講座は、毎回発見の連続です。

私は英語英文学科を卒業していますが、音声学がこんなにも科学的で美しいものだとは

教わってこなかったと思います。うん!声を大にして言えます。

英語と日本語の発声の違いはなぜ起きるのか?ということや、

英語の音を出す調音様式や調音点をわかりやすく指導してくださいます。

複雑にしているのは私たち指導者。子どもたちの頭の中の箱の整理をしてやるためには

自分の頭の中がきちんと整理されていることが必要。

子どもたちにも一生持ち続けていられる発音の知識を渡し、実際に発音していく中で

メタ認知能力を育んでもらっています。

 

リフレクション勉強会のことについては、後日改めて書きます。

 

【英語落語の世界を知る】

英語落語のお披露目会は現在オンラインで行われています。 別室で視聴してくれていた家族が残しておいてくれた写真がありました。 表情を見ると、あのとき私がどんな人物になっていたかがハッキリと思いだされます。

そのセリフは、何才の子が、どんな場面で、どんなことを考えながら何を見て言っているのか。

何か持っているのか?何か食べながら言っているのか?どんなにおいがしているのか…?

登場人物を具体的に設定すればするほど、世界が広がっていく。

一つひとつのセリフに対して考えていくことで、言葉が命を持ち、聴いている人、見ている人の

心に入り込んでいく瞬間が面白くて、細々と指導してもらっていることの一つです。

落語の所作はとても難しく、落語の歴史を紐解けば何年もかかりそうな奥深いものですが、

英語落語を始めたのはそういうことを学ぶためではなく、

私が英語落語を通じてできるかもしれないと思うことは、子どもたちの心を耕すことです。

言葉の持つイメージを膨らませ、想像力を持ち、どこまで世界を広げていけるか。

教科書のセリフを棒読みする子どもたちに、言葉に魂を吹き込んだら、どう変化するのかを

体感してもらうのに、英語落語はいずれ必ず使えると思って、まずは自分が稽古をしてもらう

ところから始めています。

想像力がつくと、英語学習も絶対に楽しくなりますし、イメージがしやすくなると理解力にも

繋がると思っています。要は想像力!ここを楽しく伸ばしてあげたいと思います。

初めて挑戦した英語落語の講座でいただいた修了証です。はまみなと亭ひろみという高座名でおとな寄席にも挑戦しました。同じ小噺をする先生方との世界観の違いを楽しみました。

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