日本に初めてフォニックスを持ってきたかたが松香洋子先生です。
松香洋子先生は「アメリカの子供が『英語を覚える』101の法則」という著書の中でこう書かれています。
アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則 (講談社+α文庫) | 松香 洋子 |本 | 通販 | Amazon
「私は責任上ここに明記しておきますが、フォニックスは小さな、小さなことです。英語学習全体からみれば、そのごく一部にすぎません。しかし、誰もが一度はフォニックスを学ぶことによって、英語の学習上プラスになる基礎がしっかり養われるのです。
フォニックスの勉強は、3週間で終わってもよいし、2年かかってもかまいません。英語の音声をしっかりと学び、それを文字と結び付けられれば終わりです。最後までいっても単語のレベルで終わりです。これだけ学んだからといって、意思表示もできなければ、本も読めません。
しかし、英語の勉強を始めたいと思う人、または1からやり直したいと思う人は、ここから始める必要があるのです。ここを通らなければ基礎がぬけてしまい、砂の上に家を建てることになってしまいます。」
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私個人的には、フォニックスを知ることは英語を習得するうえで”小さなこと”だとは思いません。
英語を習得するうえで必要不可欠なツールだと思います。
特に我々日本語話者が、丸暗記をしないで英語の単語を読み、文章を読めるようになるためには
どうしても必要だと思っています。
さらに言えば、フォニックスルールを使って単語をどのように発音するのかを知った上で、
口の形、舌の位置、息の通り道を正しく知ることができたら、私たち日本人はより英語らしく
英語を言うことができると思います。
お教室では、そのための学習をしています。
幼児さんには、英語のスタートとして、英語の音を楽しむところから。
小学生には、フォニックスを学ぶことの価値をきちんとお話してから。
中学生には、日々記憶から取りこぼされていく膨大な量の英単語を丸暗記せずに自力で読み、
書ける方法として学ぶ価値があることを伝えます。
全ての子どもたちにとってフォニックスは価値のあるものです。
それを私の教室に入られるお子さまの保護者様には伝えていきます。
丸暗記で辛い思いをしないためにも、英語嫌いにならないためにも必要です。
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