先生の紹介

英語との出会い

講師の松尾ひろみです。

私の英語好きの原点は、小学校4年生の時に近所で英語教室をされていたアメリカ人の先生との出会いです。Humpty Dumptyをクラフトで作ってぐちゃっと落とすところを人形劇のような形で私たちに見せてくれたこと!

分厚いトマトにレタス、ハムを挟んだ、うちでは食べたことのないような分厚いサンドイッチを食べさせてくれたこと。アイシングをきれいにしたあまーいクッキーを焼いてくれたこと…。そのお部屋の中だけ”アメリカ”になったような、不思議な異文化体験をしました。

そして何より、発音の指導。girlの発音がなかなか上手に言えない私に、何回も何回も根気よく教えてくれて、家で、お風呂で、寝る前に…呪文を唱えるようにして舌を巻きながら練習したのを今でもはっきりと覚えています。今思えば、私はその時フォニックスを教えてもらっていたのですね。

その時知らず知らずのうちに楽しく教えていただいた発音ルールの数々は、のちに塾で子どもたちに指導するときにも役立ちましたし、仕事で英語を使う時も、思いきり力を発揮してくれました。
子どもの時に身につけた発音は、大人になっても忘れることはない、と実感しています。

英語を学ぶ上で大切なこと

英語の学びを進めるうえで、発音と、もう一つ大切なこと。
それは文法です。

文法の学習においても、私には恩師との出会いがありました。
翻訳業をしながら個人塾をされていた恩師と出会い、文法の基礎を中学1年生から学び始めました。
大学生時代には、先生に代わり夏期講習、冬期講習で子どもたちに指導しました。
社会人になってからも、時間を作りその恩師の元で英語を学び続けました。

小学生から楽しく学んできた英語と、中学生から学び始めた英語の”ルール”。
この2つが結びついたとき、英語に対する興味がさらに広がりました。
辞書を引くことが楽しくなりました。発音記号もどんどん覚えていきました。
英語ならば、長文を読むことも苦ではなくなりました。
自力で英語の学習ができるようになったということです。

英語をライフワークとして学び続けることができて、今こうして子どもたちに指導することができるまでになれたのは、発音と文法の2つの柱を持てるような英語との出会いがあったことが大きいと思います。

時々休むこともありましたが、休んでしまうと英語の力はその分衰えていきます。
一度始めたらゆっくりでも、少しずつでもいい。
学びを止めないでほしいというのが私の願いです。

なぜなら、英語は日本語と同じ言語であり、日々使ってこそ新しい表現を覚え、磨かれていくものだからだと思うのです。

子どもたちの英語との出会いがよいものになるように…

子どもたちに英語とのよい出会いかたをしてほしいと思っています。
私がその役に少しでも立てるなら、こんなに嬉しいことはありません。

私の子ども時代とは、世の中はずいぶんと変わりました。
教育現場での英語の導入時期も、英語をとりまく環境も変わりました。
ですが、子どもとして「学ぶことの喜び」=「わからなかったことがわかるようになる喜び」という部分は、今も昔も変わらないと思うのです。

私が当時出会ったの先生方のように、子どもたちの記憶に少しでも残り、ただ楽しいだけではなく、自分の夢をかなえる手助けになる英語、使える英語を教えていくことができたら…と、退職・結婚・出産を経て、育児をしながら思い続けており、自分の子どもに教えるところからスタートをして今に至ります。

今でも英語の学びは私のライフワークとして続いています。
指導者仲間の先生達と情報交換をしながら、勉強会に参加し、自身の知識・スキルを磨き、
子どもたちに負けないよう自分自身も成長していきたいと思います。

講師経歴・資格

2017年 J-SHINE小学校英語指導者取得

2017年 mpi(松香フォニックス)フォニックス認定

2017年 mpi(松香フォニックス)の指導メソッドを学ぶ。

幼児・小学生向けセミナーを受講し、パートナー教室の認定をいただく。

2019年 英検準1級取得

2020年 児童英語授業研究講座(がめ研)の存在を知る。

以降、がめ研主宰の池亀葉子先生との出会いをきっかけに、さまざまな分野で

活躍されている教育関係者の方々との出会いがあり、多くを学びました。

自分の指導方法のまさに”観の転換”を迎えます。

子どもたちが自分の力で「英語がわかる」と胸を張って言えるようにするには…と

考えたとき、私が英語指導について大切にしている3つのこと

改めてたどり着きます。

2021年末 mpi(松香フォニックス)パートナー教室の看板を返納

2022年 フリーの民間英語教室として新たなスタート!

大切なのは「何で(どんな教材を使って)教えるか」ではなく

私が英語講師として「何を子どもたちに持たせてやれるか」

そんなここ2年間を経て今に至ります。

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