中学校で月や曜日、日付などの書き取りテストがあるそうです。
お教室では、いつもレッスンの最初に月や曜日、日付、天気までを英語で質問して答えることをしています。最初は一つひとつ立ち止まって考えていたのが、今ではすぐに答えられるようになりました。
ですが、月や曜日だけに限らず、言えても書けないことは本当にたくさんあります。
もっともっと文章をかたまりでインプットして、たくさん文章を発話して、自分のことを英語で表現できるようになったら、顔をつき合わせて英語で会話をして、それをかたまりで書けるようになるときがくる。そう思っています。
単語のテスト。確かに単語が書けなければ文章も書けませんが、単語だけ覚えても、書けても、言いたいことは言えないし書けません。
でも、単語のテストができないと、学校の成績は良くならない。この矛盾です。
いつになったら学校のシステムは変わっていくのでしょうか…という憤りを抱きつつ、でも学校のテストではがんばってほしい!という葛藤があります。
上記の「単語を書く」「文章を書く」のにも大切になってくるのがフォニックスです。音と文字のルールがわかると、読めて書けて聞けるようになってくるのです。
まだ彼ら2人はフォニックスルールの前半を学んでいるところなので、まだ「書ける!」という実感が湧きにくい段階だと思いますが、焦らずにコツコツと積み上げていきましょう。写真は、BBLやテキスト「This is phonics1」を使って学習しているところです。Silent eのルールが今日のレッスンでだいぶ身に着いたと思いますよ。
中学生なので、「Grammaring」のテキストを抜粋したりして、少しずつ文法の知識を入れていく時間も取ります。文法のルールありき、のレッスンはしたくないのが本音ですが、中学生です。英語が嫌いにならないよう、工夫して学んでいきます。
I am hungry. という例文があったら、
”I”のところで太ももをたたく→”am”のところで自分の手をたたく→”hungry”のところで二人で手を合わせるというものです。リズムに合わせて言うのがポイントです。
びっくりしたのが、「はい、ここで手を合わせて~」と言ったとき、2人ともちょっといやな顔をしたところでした(笑)。そうかそうか!中学生ともなると、こんなちょっとしたことも恥ずかしかったりいやになったりするんだなぁ~と気づいた瞬間でした(^-^;
文法の時間は学校の授業の進度に合わせて進めていく予定です。
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