昨日、ある講座に参加したときのこと。
「生徒さんが自由学習でサイトワードを覚えようと頑張っています」
というお話の中で、そのサイトワードの中に
he
she
it
it’s
what’s
this
が入っていました。
え?↑ここに書いてある言葉は全てサイトワードなの?
…そもそもサイトワードって何?
私の認識では、サイトワードとは
”フォニックスのルールでは読めない、例外的に音を変えて読む単語”
のことだと思っていました。
”サイトワード”を改めてググってみると
・パッと見てすぐに読めて意味がわかる必要がある
英語の中で重要で、出てくる頻度が高い言葉
と書いてあるものもあれば
・フォニックスのルールでは読めない、
例外的に音を変えて読む単語
と書いてあるものもありました。
もし後者のほうで考えるなら、
前述した単語(he, she, it, it’s, what’s, this)は
暗記しなくてもルールを使って発音することができますよね。
例外的に読む単語ではなくなります。
例えばこの3語で説明します。
みどりしかくで囲ってある音は子音
赤でサクランボで囲ってある音は母音ですが、
名前読みをします。
これで音を分解できれば、子どもは丸暗記をせずに
いつでも読むことができます。
単語の音を分解する力や
フォニックスルールの知識を持てば
自力で発音できるようになります。
私が目指すゴールは
自分で学習ができる子どもたちを育てる
なので、
世の中で”サイトワード”の扱いを
されている単語だからと言って
子どもが何も考えずに
「これは暗記する単語だ」と
思い込んで重荷を少しずつ増やしていくよりは
「ん?これって音を分解すればルールで読めるかも」と
考えられるような指導をしていきたいなと思いました。
ちなみに、冒頭のほうに書いた単語は
こんなふうに落書きをして
私の教室の生徒さんたちは読めます!
tとsの音が並ぶと、
口の中はどういうことになって
どんな音が出るかも
脳と身体の感覚で知っています!
ルールを知っていて、
それを脳と体で覚えた子どもたちは
この音分解ができて
自分で読めます!
この力、お子さんの中に育てていきたいと
思いませんか?
私の教室ではフォニックスと音素の指導をします。
フォニックスは、
日本人の子どもがわかりやすいように指導します。
「落書きフォニックス」という手法を
主に使っています。
私がmpi(松香フォニックス)で学んだ指導手順も
一部使います。
とにかく、私が教えやすい方法 ではなく
子どもたちが理解しやすい方法を
常に考えています。
私の教室の子どもたちはみんな、
発音の学習が大好きになりますよ。
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