私は「たかたんのおうち」という子育て支援施設で、実はつい昨日(2021年3月16日)まで、長年スタッフとして細々と働かせていただいておりました。
娘が小学1年生の終わり頃からですから、かれこれ6,7年はお世話になったと思います。
最後の1年は月1回のみ、しかも午後の3時間くらいのシフトだけで、本当に何のお役にも立てず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それでも「続けてほしい」という施設長や理事長の温かいお言葉に甘えながら、私のほうがスタッフの皆さまや、利用者である若いお母さまや赤ちゃんたちに癒してもらうために通っていた、と言っても過言ではありません。
今はその「たかたんのおうち」でBaby Englishをさせていただいております。
私が5年前に英語教室を始めたいと打ち明けたときも、いずれ私がスタッフの仕事ができなくなる近い将来のことを想像しながらも、「「たかたんのおうち」と、松尾さんのやりたい英語と、なにか繋げられないかしら」とおっしゃってくださったことが、本当に昨日のことのように思い出されます。
ずっと繋がっていてほしいという施設長の、私を含む地域の人々への愛情。
地域で暮らす子育て世代の母親のみなさんへの、本当に広くて温かい気持ち。
1人も置き去りにしない、というような覚悟。
私には到底できないことだといつも思いながら、尊敬しながらずっとご一緒させていただきました。
また理事長は、私だけでなく、スタッフの一人ひとりが自分一人の力でまた働き始められるようになるまで、いわば巣立つのを優しく温かく見守ってくださるような方です。
今回の私の決断に関しても、お別れの言葉のようなものは一切なく、いってらっしゃい。いつでも繋がっているよ、というメッセージをくださったと私は思っています。
おかげさまでTHM English schoolの生徒さんが少しずつではありますが増えてきましたので、ここでより今の仕事に専念できるよう、自ら「たかたんのおうち」のお仕事にお別れ、というか、長いお休み宣言をする決意をいたしました。常に心はスタッフのままでいたいと思います。
Baby Englishは来月から月に2回の開催にしていただきましたので、引き続き「たかたんのおうち」と繋がれることを思うと本当に嬉しい限りです。
この気持ちとご縁を大切にしてまいります。
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